こんばんは、DolceAmaroです。
表題の通り。第6回公演『南イタリアのマドリガーレ』、終演致しました。
時の経つのは早いもので、早くも終演から1週間が経ち。なんだか終わった直後からことのほか忙しく、眠れぬ日々が続いております。。。
ようやく現世に戻ってきた感がありますが、まだ、ともするとあのジェズアルドの世界に連れていかれそうになりますね。
ご来場頂いた方々からも、様々なご感想を頂きましたが、やはりあのジェズアルドの、そしてその周辺の作曲家たちが作った音楽作品とその世界に、驚いたり、圧倒されたり、薄ら寒い何かを感じたり、と様々
でした。
あの時代、なぜ南イタリアで、あえて言いますが、南イタリアで「だけ」、あのような作品が沢山書かれたのでしょう。何かこう明確な答えが出るものではないのかも知れませんが、ともかく、その中心にいたのはヴェノーザ公、カルロ・ジェズアルドであったのは間違いありません。
とにかく、面白く、熱いプログラムでした。おそらくすぐにやると言うことはありませんが、ジェズアルド、またはその周辺の企画は、またそのうち触れたいなと思っています。かなりボツ曲も多かったですしね。
そして次回第7回公演は、フレスコバルディです。
ただいま鋭意、楽譜・対訳作成しつつ選曲中です。ソロや重唱も多いので、それなりの曲数にもなりそうですね。
そしてまた、知らなかった発見がいくつか。
今回は1冊のMadrigaliと2冊のArie musicaliから選曲、と思っていましたが、1621年、22年の出版のファビオ・コスタンティーニ編集の曲集に1曲ずつフレスコバルディの作品(ソロ曲とデュエット)が入っていました。デュエットの方を選曲候補に入れようかと思っていました。
が、現存しているのはボローニャの図書館とブリティッシュ・ライブラリー。
ボローニャには通奏低音のパート譜が現存せず、ブリティッシュ・ライブラリーは以前からサイバー攻撃にやられて楽譜の請求ができないようで、、、間に合わないかも知れません。
そんなこんなで、今月中にはある程度固める予定です。
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