イタリア文化会館公演終演と、次の公演に向けて
- dolceamarotokyo

- 2月28日
- 読了時間: 5分
最近はめっきり更新が減っています、こんにちは、DolceAmaroです。
情報の公開が遅めだったのであまりSNSでも宣伝していませんでしたが、1月の末に、イタリア文化会館の企画に演奏で参加しました。ご来場頂きました皆様、ありがとうございました。
実は一番最初にご連絡を頂いたのは初夏頃、それから様々にやりとりをしつつ、割とバタバタもしつつの本番でした。
内容は、前半がジョヴァン・バッティスタ・ストロッツィの詩と、それを歌ったジョヴァンニ・アニムッチャの3声マドリガーレの演奏、後半はタッソの『エルサレム解放』と様々なマドリガーレでした。


チェンバロの使用、演奏時の器楽の編成や演奏者の手配、会場の設営やリハーサルの手配など、普段自分たちだけ、または演奏家だけでやっていたものを、演奏家ではない方々と共に準備していくことの大変さは思ったより大変で、水野先生やロレンツォ先生、またイタリア文化会館の皆様、赤津さんや小野さん、シルヴィアさんにもご迷惑をおかけしたかと思います。
とはいえ、とても興味深く、また楽しい公演でした。何よりも、両先生と知り合えたことも私たちにとっては貴重な経験でした。
そして何より驚いたのは、イタリア文化会館さまの集客力。
なかなか情報解禁の連絡が来ず、こちらは依頼仕事なので集客関係なく謝礼をいただけるお仕事ではあったのですが、こんなギリギリまで宣伝しないで良いの??と正直思っていました。
と思いきやです。文化会館のサイトに情報が出て、その後メルマガ(文化会館に登録していると不定期に届く、イベント案内のメール)が届いてまもなく、200〜300はあった残数が、あっという間にキャンセル待ちに。笑
私たちDolceAmaroの主催公演は、毎回必死に集客しているのが現状ですが(皆様是非、お友達などお誘いの上ご来場ください♪)、この集客力には驚きました。流石は日本におけるイタリア本国の文化の発信者です。
タッソはまだ知名度あるとは言え、G.B.ストロッツィ老、そして音楽はマドリガーレ、ディンディアやモンテヴェルディは知ってても、ピオーキにジラーモは殆ど知らないでしょうし、アニムッチャもさほど知っている方はいないでしょう。この企画であっという間に席が埋まることに、心から感動しました。

そして次のDolceAmaro公演は、6月のCipriano de Rore、…の前に!
3月28日、団長の住む埼玉県比企郡小川町の築100年の石蔵でのコンサートです。
今回は、北イタリアの2都市、フェッラーラとマントヴァで活躍した作曲家をとりあげます。
当時の音楽の最先端を担ったこの2都市、マントヴァにはクラウディオ・モンテヴェルディやジャケス・デ・ヴェルト、フェッラーラにはルッツァスコ・ルッツァスキなどが居ましたが、その少し前の時代に

フェッラーラを中心に活躍した、チプリアーノ・デ・ローレとの関わりを俯瞰したプログラムです。
6月13日のローレ公演に繋がる、短いけれど面白いプログラムにできたかなぁと思います。会場は小川町、遠い気がしますが、都内から行きやすいんですよ。
3月末なんてとても良い時期です。お散歩がてら、是非いらしてください。
そして今回の会場である「コワーキングロビーNESTo」は、小川町駅から徒歩5分程度、ゆっくり歩いても7分程度で着くでしょうか。役場の前を通った先にある、石蔵を改装したコワーキングスペースです。
大谷石で作られた蔵に、鉄筋で耐震構造が成されています。かつては2階建てであったようで、養蚕を営んでいたであろう事がわかります。上を見ると2階部分の窓?開口部があり、またよく見ると2階の床を支える梁があった跡も見えます。
改装の際に、棟木に「大正十四年十二月三日(=1924)」と書かれている事がわかったそうで、既に築100年を超えた建物である事がわかっています。100年超えの石蔵でこの規模の建物は日本全国を見渡してもなかなかないのではないでしょうか。よくぞ残してくれたと思います。そしてそこに、薪ストーブや床暖房を入れているというのも素敵です。
決して響きすぎず、暖かな響きの建物です。
公演は1時間程度、13時からと16時からの2回公演なので、早めについてぶらぶらしてからのコンサートも良いでしょうし、13時にコンサートを聞いて少し遅めのお昼ご飯、というのも良いでしょう。駅前にはさほど多くはないもののレンタサイクルもあります。
3月末だと、カタクリの花が群生してるのを見る事ができるかなと思います。年によっては、桜が一番良い時期かも。もし自転車や車など移動手段があれば、下里方面をお勧めします♪
お食事処はあまり多くはないですが、駅前に点在しています。イタリアンもありますし、素敵なフレンチのお店もあります。うなぎのお店は昔から有名ですね。ランチはカレー「茄子おやじ」がおすすめですが、結構早めになくなる事も。夕方の公演の後なら、近くのバルは石釜のPizzaが美味しく、あとは昔ながらの焼き鳥屋も賑わってます。
なんだかコンサートではなく小川町の観光案内になってきたのでこの辺で。最後に文字情報で公演の内容を記載しておきます。
石蔵 ア・カペラコンサート
― 400年前のイタリア宮廷音楽を、100年の石蔵で ―
【公演日時】
2026年3月28日(土)
① 12:30開場 / 13:00開演
② 15:30開場 / 16:00開演
※1時間程度のコンサート、各回内容は同じです。
【会場】
コワーキングロビー NESTo
(埼玉県比企郡小川町大塚7-4)
※小川町駅より徒歩約5分
【料金】
一般:2,500円
学生:1,500円
※お席が埋まってしまった場合当日のご案内ができませんので、ご予約をお勧め致します。
【ご予約・お問合せ】
0493-888-777(事務局 Tel/Fax)
申し込みフォーム
【出演】
Dolce Amaro(ドルチェアマーロ)
ソプラノ:森川 郁子
ソプラノ:森 有美子(小川町在住)
アルト:横瀬 まりの(東松山市出身)
テノール:市川 泰明
テノール:中村 康紀(小川町在住)
バス:阿部 大輔
【プログラム】
C. モンテヴェルディ :おぉ、私の優しい心の人よ O dolce anima mia
L. ルッツァスキ:おぉ、愛の奇跡 O miracol d'Amore
C. ジェズアルド:日に千回も Mille volte il dì
B. パッラヴィチーノ :なによりも酷い苦しみCrudelissima doglia
C. デ・ローレ:我が慈愛の運命 Mia benigna fortuna
他











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