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執筆者の写真dolceamarotokyo

またも久しぶりの投稿に…。

ご無沙汰しております。DolceAmaroです。


前回の投稿から、また数ヶ月経ってしまいました。演奏会が終わるとプツッと途絶えるのも考えものですね。


さて、7月に終えた『解放されたエルサレムのマドリガーレ』ですが、その続編、といいますか、スピンオフ?といいますか、別企画が12月1日にあります。


それが、

『アルミーダのマドリガーレ』


です。


題名の通り、叙事詩『解放されたエルサレム』の中から、アルミーダが関連するお話(に曲がつけられたマドリガーレ)だけに絞ってプログラミングしたコンサートです。

なので7月に演奏した曲も少なからず入りますが、半分以上は新曲、前回の公演で、悩んだ末にボツにした曲もたくさん入っています♪


12月下旬にも別公演があるので準備と譜読みが大変です…


この企画は、北とぴあで毎年行われている『北とぴあ国際音楽祭』の参加公演でして、会場

は旧古河庭園の洋館。

昔の鹿鳴館や、今も上野にある旧岩崎邸などと同じ、ジョサイア・コンドルの設計で、大正6年に建てられた、外観も内装も素敵な洋館です。


公演の入場料で、庭園の入場料も含めているので、演奏の前後に庭園を散策できます♪


写真は昨年のちょうど同じ時期に私が撮った写真ですが、薔薇も綺麗にさいていました!



さて、公演内容に戻りますが、今回はアルミーダのマドリガーレ、という事です。


アルミーダさんは、魔女、強力な魔法使いで、絶世の美女。

この『解放されたエルサレム』のお話の中でも最重要人物の一人です。


7月の公演前に、アルミーダとその登場シーン、その他について長々と解説していますので、よければこちらもご覧ください




今回の北とぴあ国際音楽祭の公演募集に際して、是非この企画をやりたい、と私たちが思い、また北区文化振興財団でもこの企画を通して下さったのも恐らく、やはり今年の音楽祭の目玉公演であるリュリ作曲のオペラ『アルミード』があったからです。


北とぴあ国際音楽祭は、恐らく毎年オペラをやっていて、恐らくほぼ毎年海外から演奏家を呼んでいます。過去にも面白い公演が沢山あったのですが(印象に残ってるのはハイドンのオペラ『月の世界』とか)、この『アルミード』は本来は一昨年の公演のはずだったもので、コロナの影響で二度延期になっているんですね。今年は開催できそうで、心待ちにされている方も多いかと思います。


そしてこのオペラの題名のとおり、アルミードはアルミーダの事(フランス語読み)。このオペラ自体が、『解放されたエルサレム』の中のアルミーダの登場シーンを元に台本が書かれているのです。

もちろん、そのまんままるっきり同じ、というわけではなく、細部で違う事はあるのですが、大筋は『解放されたエルサレム』の第14〜16歌のお話となっています。


今回の公演では、原作の中でのアルミーダをご覧いただきつつ、このリュリのオペラの紹介、原作とオペラ台本の違い、などにも触れていきます。

ちょうど私達の公演がオペラの1週間ほど前なので、チラシにも書きましたが「オペラ:アルミードをより楽しめる」公演になれれば良いなと思っています。


公演のご予約はこちらからできます、是非皆さまご来場くださいませ!



※北区在住の方は、北とぴあチケットオンラインにて割引価格でご購入頂けます。

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